現況報告書、計算書類及び社会福祉充実計画の開示につき、WAM NET上の財務諸表等電子開示システムを用いている法人も多くあるかと思います。
我々も会計監査の過程で活用しておりますが、その中で、計算書類に関し監査済みあるいは定時評議員会で承認を受けた計算書類と財務諸表等電子開示システムで開示されている計算書類の内容が異なっているケースが見受けられます。
お話を伺っていくと、財務諸表等電子開示システムの財務諸表等入力シートを作成する際、直接手入力で作成したが入力誤りが発生していたケースが多いようです。
最終的に正式な計算書類は定時評議員会で承認したものではありますが、法人として財務諸表等電子開示システムの利用者に適切な情報を提供するため、今一度両者の整合性をご確認ください。